運転テクニック>上手くて安全なブレーキングのコツ！

とにかく、
「ブレーキをかける時＝危険な場所に近づいている」
という事を常に頭に置いてください。

前に車が止まっている・交差点が近づいている・カーブが近づいている…などなど、
日常的すぎて漫然とブレーキをかけていますが、
全て危険だからブレーキをかけているのです。

前項で解説したように、ゆっくりとアクセルを離します。
次にブレーキペダルを踏んでいきます。
このときに停止したい位置をしっかりと把握しておいてください。
教習所では、「ブレーキは徐々に強く踏んでいきましょう」と習いますが、
とんでもない話です。
あくまでソフトに踏み込んでいきますが、
一般道や高速道路でのブレーキは
「最初に強めにかけ、徐々に緩めていく」
のが絶対です。あまりダラダラとならない程度にゆっくりとブレーキを緩め、
停止位置手前で「スッ」とやさしく抜いてあげてください。

ブレーキランプには、ブレーキの強さを表現する力がありません。
最初に強めにかけてあげる事で、
後続車両にしっかりと減速する意思をしっかりと伝達できます。
これで追突事故を防止することができます。

緊急ブレーキの場合にも、最初に「ガツン！」とブレーキをかけることで、
後続車両も急ブレーキをかけてくれます。
もし、後続車両のブレーキが遅れたとしても、
あなたがブレーキを緩める余地を残すことで、
追突の危険性はぐっと減少するのです。