運転テクニック>ＡＴ車の発進テクニック！車のクセに合わせた運転のコツ！

ここまでの話を意識すればスムーズな発進ができるようになってきたと思います。
ここでは車が少し古くて…
とか、
車を買い替えたけど前の車と同じ運転をしてもうまくいかない…
といった場合についてお話しします。

古いニッサン車に多い、シフトショックの大きな車や、
古いミツビシ車に多いエンジンの初期の吹けあがりが悪く
ギクシャクした動きになる車などは特に気になるのではないでしょうか？
このような車も運転方法を少し工夫するだけで不快感はかなり軽減されます。

シフトショックの大きな車では、普通にアクセルを一定に踏み込んで
加速してみてください。シフトタイミングが大体判ると思います。
次に、アクセルを踏み込み、「そろそろシフトチェンジするな」と思ったら、
アクセルをスッと緩めて踏みなおしてみてください。
シフトチェンジが促され、同時にその瞬間にエンジン回転が低下し、
ショックが少なくなると思います。
１速→２速は大きめにアクセルを緩め、
２速→３速は少し小さめにアクセルを緩めるのがコツです。

また、初期のエンジンの吹けあがりが悪くギクシャクする車の発進には、
左足ブレーキが有効です。
左足でブレーキを踏み、右足で少しアクセルを踏み込み、
エンジンの回転が安定したらゆっくりと左足を離すことで、
かなりギクシャクは改善されると思います。
ただし、左足ブレーキでの減速はよほど訓練しない限り危険ですので、
左足ブレーキは発進時だけにしましょう。